少子化問題



今更といった感がありますが、日本やヨーロッパの先進国では少子化が大きな課題です。


動物の世界では、過密な状態になると個体数が減る現象が報告されているようです。ストレスなどからホルモン分泌が異常になって出生数が減ったり、過密ゆえに巣が荒らされたりして子孫の数が減るようです。


人間社会にあっても、同じようなメカニズムが働いているのではないかと、おっしゃるホルモンの専門医もいるくらいです。


お産の世界で仕事をしている私の実感としては、出生率は下がっていますが、女性一人が出産する人数はそれほど減っていないような気がします。特に南房総に移住してから実感しています。


地方に行けば行くほど、大家族が多いような気がします。


あくまで私の実感ですが、子供を産む女性が減っているだけで、一度出産、子育てを経験された方は、2人目もスムーズに出産される、または産もうとしている方が多いのではないでしょうか?


これらをふまえると、南房総などの地方都市の出生率は高いと思いますが、過疎化のために出生数は減少しています。少子化問題の解決方法の一つに、地方都市での産業を発展させて雇用を増やし、若い世代を地方に誘致すれば自然と日本の出生率も上がるのではないかと思う今日この頃です。


なんてったって、若いもんが増えないとファミール産院も厳しいじゃないですか!


今日の一言
 「私の実感としては、出生率は下がっていますが、女性一人が出産する人数はそれほど減っていないような気がします」