更年期症状と更年期障害

更年期になるといろいろな不快な症状を感じるようになりますが、ほどんどの方は自分なりになんらかの対処をして日常生活を送っています。ただ、症状がひどかったりいくつも重なって日常生活に支障が出る人の場合は専門的な治療が必要になります。　


このように更年期にあらわれる諸症状が更年期症状であり、そのために正常な生活が送れなくなった状態を更年期障害と呼びます。


更年期症状の発症は日常生活の変化がきっかけとなることがあります。更年期症状に悩まされる多くの方は、親の介護が必要になったり、子供の独立を迎えるなど変化の多い時期であったりします。


若い頃は生活の変化にも上手に対応出来ていたのが、女性ホルモンのバランスが崩れてくるこの時期は心身ともに不安定になるため、うまく対応することが難しくなり、更年期症状を引き起こすケースが多くみられます。


そうです、既におわかりかと思いますが更年期症状は女性ホルモンのバランスが崩れたことによって引き起こされるのです。


それでは、どうすれば女性ホルモンのバランスを保てられるのでしょうか？


話が長くなってしまいますので、この続きはファミール外来を受診された方に説明します。


今日の一言
　「更年期にあらわれる諸症状が更年期症状であり、そのために正常な生活が送れなくなった状態を更年期障害と呼びます」