大相撲



最近雨が続くため、院長室は伍平さんが占拠しています。たいてい3時頃から大相撲がはじまり、うたた寝しながら時間をつぶしています。


私もたまたま相撲を見ましたが、把瑠都(バルト)の活躍にはビックリしました。


いろいろ調べてみると、来日1年半で、史上3位のスピード昇進を果たし、その名前が示すようにバルト三国エストニア出身だそうです。今後の彼の動向が楽しみですね。


さらに調べてみると、相撲界で初めて金髪の関取が誕生したということで、髪を黒く染めてもらう必要があるといった相撲界の重鎮の意見が紹介されていました。黒髪が”伝統”だからだそうです。


小錦、曙、戦闘竜琴欧州などは黒髪でしたか?


相撲界が外国人に門戸を開き、ようやく金髪の関取が誕生したので、今になって金髪は伝統にないから黒に染めさせる....そのうち、皮膚が白すぎるからもっとミカンを食べて黄色くなりなさいだとか、目玉が青すぎるから、黒目になるコンタクトレンズをつけなさいなんてことになったりして。(どこかの高校で、生まれつき赤っぽい髪の毛を無理矢理黒く染めさせて裁判になっていましたっけ。)


小泉首相のいう”改革”も大変重要だと思いますが、”伝統”は”改革”よりももっと大切なものだと私は考えます。


ただし、”伝統”の中で生活している実力者の考え方や言動次第でずいぶんへんてこなことになってい、時代の流れについて行けず、せっかくの良い”伝統”が潰えてしまうことが最も悲しくなります。


やはり、指導者(実力者)のバランス感覚が大事なのでしょうね!


今日の一言
 「最近雨が続くため、院長室は伍平さんが占拠しています」