びわ



南房総の今の旬といえば”びわ”です。


厨房日記のおゆきさんも書いているように、この地域ではそこらじゅうで、びわの販売が行われています。


びわには、トマトの2倍弱のベータカロチンを含むといわれています。ベータカロチンは粘膜や皮膚の健康を守り、風邪による咳を鎮め、気管を潤し、肌荒れ、ガンの予防に効果があります。また、ワインなどに含まれるポリフェノールを含んでおり、体に有害な活性酸素の働きを抑制し、老化、ガン、慢性疾患を防ぐといわれています。


びわの葉も古くから民間療法に用いられています。びわの葉には、アミグダリンという物質が含まれており、これが薬効成分となっています。アミグダリンはビタミンB17になり、ガンに画期的な効果があると話題になっています。


さらに、葉の煎じ汁もいろいろと効果があります。お風呂に入れると皮膚病が治り、肌もなめらかになるようです。また、疲労回復の効果もあり、化粧水として利用しても肌のキメが細かになるようです。お茶がわりに飲むと、喘息、慢性気管支炎などに効果あります。漢方では清涼健胃薬といわれ、暑気あたりの防止によいとされています。


こんないいことづくめのびわをもっと大々的にアピールし、「ブルーベリーは目にやさしい」くらいのインパクトがあれば、もう少し南房総が有名になるのになぁ〜。と思います。


びわで町おこし、やっぱりこの地域は農産物で押していくのが堅実ないい方法だと思います。県外の皆様、おいしいびわを食べてくださいね!


今日の一言
 南房総の今の旬といえば”びわ”です」