神の目


今日中に仕上げなければならない仕事があるのに、一向にその仕事に手が着かないことはありませんか。


私の場合は、大抵レセプトのチェックや、診断書作成のたぐいです。


いざ始めようとすると、本来の仕事とは関係のないことばかりが気になり、果ては天気予報のチェックのついでにニュースサイトにも足を伸ばし、貴重な時間がどんどん過ぎていく…。


そのようなときには、脳の働きを意識して変えるとうまくいくようです。


 1.自分の置かれている状況を冷静に考えてみる
 2.目の前の、進んでいない仕事が終わらなかったらどうなるかを具体的に想像する


つまり、自分が置かれている状況を客観的に見つめ直してみるのです。これは、”「神の目」で自分を観察する”と表現する人もいます。


例えば「これが終わらないと家に帰れない」「明日も残業しないといけない」といった「どうなるか」が具体的に想像できれば「よし、今やらなくては!」と集中力を回復させることができるでしょう。


ようは、できるだけ客観的に目的を達成したときの自分と、達成できなかった自分を比較し、どうするべきか自分をコントロールすることが大切だと思います。


とはいえ、締め切りがないと、だれでも楽なほうに流れていくのは世の常です。


”「神の目」で自分を観察する”といった難しいことにチャレンジするぐらいなら、「これを期限までに達成したら、自分にこんなご褒美をあげるもしくは、こんないいことがある。」といった締め切り効果、報酬効果を使うといいかもしれません。


そういう観点で考えると、毎日日記を書くことでどんな効果が現れているのが不思議でなりません。


今日の一言
 「今日中に仕上げなければならない仕事があるのに、一向にその仕事に手が着かないことはありませんか」