HPV感染


子宮頸癌はHPV(ヒト・パピローマ・ウイルス)感染が原因であることは、何度か日記にしたかと思います。ネットでHPV感染で調べてみると、無数に検索できるので、ここではあまり詳しいことはいいません。


HPVは性交渉で感染し、様々な型があり、特に16型、18型が子宮頸癌を引き起こすことで有名です。


現在、子宮頸癌撲滅のために、各国でHPVに対するワクチン開発が進められていますが、実現にはまだ時間がかかるのが現状です。


ですから、子宮頸癌でひっかかった患者様には、できるだけ早期に子宮癌を発見し、癌組織を取り除くことが、今できる現実的な治療になります。


先にHPVには様々な型があるといいましたが、自分が感染している型が分かれば、将来自分が子宮頸癌になりやすいかどうかが判断できます。当院でもHPVの型を調べることができるので、ご心配の方は相談していただければと思います。


ただし、この検査は自費診療となってしまいますのでその点をご理解いただければと思います。


今日の一言
 「当院でもHPVの型を調べることができるので、ご心配の方は相談していただければと思います」