端午の節句

当院では、げんちゃんを中心に、お母さんとお子様のふれあい事業を行っています。不定期ですが、年4回程度を目標にしています。


当初は、病棟が多少暇だったこともあり、スタッフ総出で日中に準備もできましたが、今では仕事の合間をぬって準備しなければなりません。


なんでも手作りをモットーとするファミールでは、行事の時期ともなると、スタッフルームは裁縫道具で一杯になります。


今回の端午の節句では、大きなかぶをスタッフで演じ、お母様に喜ばれました。


おかよちゃんはランドセルをしょって女の子役、私はミッキーの耳をつけてのねずみ役でした。


そもそもふれあい事業の目的は、子育てでストレスのたまったお母様に、少しでも子育てから離れてもらうことと、同じ世代のこどもを持つお母様どおしの交流会です。


南房総は狭い土地柄ですから、これから幼稚園、小学校、中学校と十年以上のお母様どおしの交流があります。せっかくだから、子育てを始めた新前おかあさんの頃から知り合いになり、情報交換などしてみてはいかがでしょうか。というのがホントの狙いです。


ファミールスタッフにとっては、出産されたお子様(別に当院で出産された方々だけではありません)の成長を見ながらちょっとした同窓会ができるのでうれしいものです。


私にとっては、出産前後の不安そうだった奥様が母親の顔になり、一皮向けたところを見るのが楽しみです。


ただし、母親としての成長ともに、出産後も成長を続けてしまったお母様を見ると、あ〜あ、やっちゃったなぁ〜とほほえましく思います。


今日の一言
 「出産前後の不安そうだった奥様が母親の顔になり、一皮向けたところを見るのが楽しみです」