父(伍平さん)の言葉

内装職人であった父から教わった言葉に、”生きざま”というものがあります。
男児たるもの自分の生きざまをしっかり示しなさい」これが若かりし父の口癖でした。
 

正直何を言っていたのかわかりませんでしたが、私も3人の父親となり、子供たちに、たまには一言二言いってやろうかと思ったときに、ふと思い出しました。
 

おそらく”生きざま”というのは、自分の人生に対し、胸を張って語れるような行動をしなさいといったことではないかと思います。

 
現在、私の生活のほとんどが診療所の運営ですから、ようするに自分の仕事に対し、胸を張って語れるようなことをしなさいといったところでしょうか?


我々開業医は、何のために仕事をしているかというと、自分を慕ってくださる患者様に適切な医療を施し、満足していただく・・・。
とはいえ、家族やスタッフを養っていかなければならないので、それなりの対価をいただかなければなりません。
 

その、それなりの対価というところに様々な矛盾を感じつつ、夜な夜なお産で呼ばれる今日この頃です。
 

”明るい社会を築き上げよう!”この合言葉が寝不足の私を奮い立たせる元気の源
です。
う〜む、いまいちオチが見つかりませんね。


そんなありがたい言葉を言っていた父(伍平さん)が今日も楽しそうに草刈をしています。
実は”草刈を楽しんでいる伍平さん”というのがオチだったりして・・・。


今日の一言
 「”明るい社会を築き上げよう!”この合言葉が寝不足の私を奮い立たせる元気の源
です」