研修医諸君!

研修医制度が始まり、現在マスコミなどを通して医局制度の悪いことばかり放映されてますね。私は医師として自分の後輩たちがマスコミなどに踊らせられない事を祈ります。


思えば学生時代につんつん(現筑波大学助教授角田先輩)にそそのかされ産婦人科を志望し、


一年目は大学でダー先生(現霞ヶ浦医療センター院長西田先輩)に夢を語られ、


二年目には東京でオッキー(現筑波大学婦人科筆頭講師沖先輩)&佐々木先生(残念ながらあだ名がありません、現守谷第一病院副院長佐々木先輩)らに独身時代の過ごし方を教わり、


三年目には猿島の田舎でとよちゃん(現筑波大学婦人科講師、最近ドマーニに顔写真付きで載っていたらしい「だれかその写真あったらファミール産院まで送ってください!」佐藤先輩)
にオペのいろはと自分の置かれた立場を教わり、


四年目にはねっち(現霞ヶ浦医療センター医長)に人生について教わり、


五年目にはブー(現つくばメディカルセンター病院部長西出先輩)に経膣手術、各種婦人科癌根治術を教わり、


六年目にはこんなB型の私ををかわいがってもらったよっちゃん(すみません強引にあだなにしてしまいました、現筑波大学教授吉川先生「先輩なんて恐れ多くていえません」)に婦人科手術の醍醐味と研究とは何ぞやを教わり、


今の産婦人科専門医としての自分があると思っています。


医局って、同じ釜の飯を食った一生忘れられない故郷みたいなんだけどなぁ〜!


何で医局の経験もしていないマスコミの人たちは医者たちをいじめるのかな?


私はこのまま時代の流れという名目のもとに医局が崩壊してしまうのを恐れています。


とうとう私も、若かりしなりたての医者のときにお世話になった先輩方と同じ立場になっただけに、医局に関する湾曲した報道を見るたびにこの良き伝統を後輩たちに伝えたい今日この頃です。


今日の一言
 「医局って、同じ釜の飯を食った一生忘れられない故郷みたいなんだけどなぁ〜!」