子育て



館山って子供が遊ぶところが少ないのよねぇ〜。我が家が引っ越してきてからというものこれが妻の口癖でした。そういえば、たいした買い物もできないとも言っていたっけ。


我々のような移住組みには、まわりに知り合いが少ない分大変不便に感じます。たしかに、私の母校のつくば研究学園都市周辺は、公園やら広場やらたくさんありました。また、子育て世代の転勤族も多いせいか、いつのまにか子育てママ達の集団ができ、妻も子育てのストレスを上手にコントロールしていたと思います。


館山に移り住むまでは様々な都市に転勤してみましたが、正直言ってここほど子供にお金をかけない都市を見たことがありません。私の印象としては、行政は、老人比率の高い都市だけにお年寄りが住みやすくなる方法ばかり考えているのではないかと思います。


実際は地方自治体に財源がないことが、このような状態にならざるをえないといったところでしょう。


私は、ファミール産院の院長でなく、一個人としてこの地に子育てにやさしい環境を作っていきたいと思っています。子供時代の健全な環境が大人になってから役に立つことは、我々子育て世代が一番わかっています。今度は、我々世代が子供たちのために動く番です。


現在、行政や子育てサークルなどの有志が集まって、南房総の子供たちの将来のために、老人と子供たちが融合できるような仕組みづくりを勉強しています。ある程度の形ができあがってきたら、今度はファミール産院あげて応援していきたいともいます。そのときには皆様にも応援してもらえたらなぁ〜。などと考えています。


今日の一言
 「子供時代の健全な環境が大人になってから役に立つことは、我々子育て世代が一番わかっています」