患者様の一言



院長日記をつづっていますと、問い合わせフォームに様々なご意見、質問が送られてきます。この問い合わせフォームの内容は、日記を読まれている方々の率直な考えや疑問がほとんどですから、大変貴重なものとなります。


実際、スタッフ、患者様、ファミールに興味のある第3者ではお互い置かれている立場が違うため、どうしても意見がずれてしまうことがあります。また、我々が良かれと思って行っていることが、かえって患者様を傷つけることになってしまったことなどもあります。


そんな中で、ある患者様のご意見に大変励まされたので、紹介したいと思います。


“医師の『大丈夫』という言葉は魔法の様に患者に響くのです。言霊なんですね。私達患者に出産の希望と安心と喜びを下さっています。ファミールのスタッフの皆さんも本当に温かいです。もう、これは運命を感じるほどです。杉本先生に妊娠が分かった日に『大丈夫。普通に産む事を目標にしましょう。僕もやれる事は尽くしますから○○さんも頑張っていきましょう』と言われ感激した事は忘れられません。普通に産むという意味が私にとってどんなに素晴らしいか…杉本先生はその意味を知ってらっしゃるんだなと感じました。


今日の一言:『医師の『大丈夫』という言葉は魔法の様に患者に響きます。言霊なんです。』(院長ブログ風) ”


私には大変ありがたく、重みのあるご意見でした。


話の内容上一部編集したところもありますが、我々医療者の一言は、患者様にとっては一生を左右するほどの影響力を持っています。


そんな大切なことを忘れてしまい、「自分の寝不足を患者様にあたってしまうような医者にはなりたくないなぁ〜。」などと思いつつ、「でも医者も人間なんだよなぁ〜。」とぼやいてしまいそうです。


結局はその人の人間性ってことですかね?


今日の一言
 問い合わせフォームに様々なご意見、質問が送られてきます。この問い合わせフォームの内容は大変貴重なものとなります。」