物の価値



院内パソコン教室も着々と効果が出つつあり、院内の書類がパソコンの画面で見られるようになりました。


現在医療の電子化が求められており、電子カルテを導入すると様々な経済的な特典を得られるようになっています。


市内にケーズデンキができるまでは、この地域でのパソコン普及はどの程度だったことでしょう?ましてや、日ごろ子育てしながらの勤務を余儀なくされているファミールスタッフにとっては、パソコン導入によりきっと頭をたたいてみれば文明開化の音がしたに違いありません。


な〜んていってみましたが、実はスタッフの半分くらいは自分の家にノートパソコンを持っているではありませんか!しかもかなり埃をかぶっている状態で・・・。


パソコン教室によりようやく息を吹き返したノートパソコンの当時の値段は20万円以上、今では5万円以下で購入できる程度の性能です。それでも今の彼女らには十分すぎる性能です。


当院で採用されているパソコンも全て中古ですが、まったく性能上問題ありません。ちなみに私は中古車しか乗ったことがありません。


新しいものを導入するには費用がかかります。費用というのはその時におけるものの価値に相当するものです。


私は、直接患者様の診療に関係する医療機器(4Dエコー、骨密度検査装置、胎児聴覚検査装置など・・)はコストには目をつぶり最新の機器を導入し、その他の機器(院内パソコン、車など・・・)はできるだけ費用のかからないようにやっていきたいと思います。


だって、もうすぐスタッフのボーナスを考えなければならないんですもん。


今日の一言
 「私は中古車しか乗ったことがありません」