ここのところ・・・



ここのところ更年期症状を訴える患者様が多く感じます。


患者様の話を聞くと、
「最近疲れやすく、眠れなくなったり、肩がこったりしていたが、最近仕事で忙しかったのでてっきり調子をくずしているものだと思っていました。まさかこれらの症状が更年期症状だと思いもよりませんでした。」
と言っていました。


そのほかにも、”まさかこれらの症状が更年期症状だと思いもよりませんでした。”とおっしゃった患者様が少なくとも7月に入ってから5人は来院されています。


南房総のおばあ様たちは、90歳過ぎの方でも、一日中畑作業などをしているくらい元気な町です。ご本人たちも自分の体力に誇りを持っています。


そんな風土が反映されているからなのか、それともあばらの骨が一本足りないのか(一応この表現は房総では有名です)、その娘世代の方々が、実は更年期症状だったのに、疲れからきているに違いないという発想になってしまうのでしょうか?(ごめんなさい、あくまで推測です・・・。)


おそらく、7月にこられた患者様の半分は漢方薬でずいぶんと楽になり、なかなか良くならない方には、女性ホルモンを投与することで症状の改善をはかれることでしょう。


ただし、中には貧血やら、内科の病気が隠れているかもしれませんから、採血、その他の検査の結果を見ながらの治療となります。


日記を読まれる世代は大半がお若い方々なので、ご自分のお母様、近所のおば様、お友達など、動悸、息切れ、のぼせなどの方がいましたら、一度ファミール産院に誘ってください。なんとかなることが多いですよ。


いきなり内診なんてしませんから安心してくださいね!


今日の一言
 南房総のおばあ様たちは、自分の体力に誇りを持っています」