ラジオ体操



小1の息子の付き添いで、10何年ぶりくらいにラジオ体操をしてみました。


そもそもラジオ体操は、大正14年(1925年)に逓信省(現在の郵政省)が簡易保険加入者の健康増進のために導入したようです。実は当時アメリカの生命保険会社が広く放送で流していた体操を日本に紹介したようです。


ラジオ体操には第1第2があります。第1体操は老若男女を問わず誰でも できるということに、第2体操は第1よりやや運動量を高めて、体を鍛え 筋力を強化することにポイントが置かれています。


残念ながら、私は第2体操の方はうる覚えのため、適当にしかできませんでした。


子供の頃のラジオ体操ではなんでもなかった体操が、この年になってやってみると、結構疲れてしまったところに寂しくもありました。それと同時に、何十年とわたり、広い世代で行われているラジオ体操はやはりすごいなと思いました。


それにしても、参加者の前で手本をしている6年生を見ていると、「我々の時代と違い、しっかり教えられていないな?もしくは、恥ずかしいのかな?」などと考えてしまい、せっかく早朝に集まるなら、しっかり見本になってもらいたいものだと思いました。


昔はどこにでもラジオ体操おじさんがいて、夏休みに仕切っていたものです。


人前で手本をやる場合、真似する人は手本以上に上手にやることはできません。これはどの世界でもあたりまえのことで、手本をやる以上下級生に見られているものだと自覚して行動すべきだと思います。


もっとも、早朝6:30からテンションをあげているこどもも不気味ではありますが・・・。


私も昔はそうでしたが、ハンコを埋めて、最終日におかしやおもちゃをもらうために参加するラジオ体操に、むきになっても大人気ないなと思っています。


おまけにラジオ体操に父兄が参加してたっけ?


今日の一言
 「昔はどこにでもラジオ体操おじさんがいて、夏休みに仕切っていたものです」