未来予想図


つい最近、日本人初の民間宇宙旅行が健康上の理由で取りやめになりました。


宇宙旅行に関しては、間違いなく私の目が黒いうちに、海外旅行に行く感覚で一般的になると思います。


そう思うと、宇宙戦艦ヤマトを製作した松本零士預言者といっても過言ではありません。幼い頃に夢見たテレビ電話は既に実現しています。


そして、今回は無重力状態での手術に成功したお話です。


フランス南西部ボルドーからの報道によると、ボルドー大学病院センターの外科チームが27日、放物線を描くように飛行することで無重力に近い状態を作り出した飛行機の中で男性の外科手術を行い成功した。


この手術は、宇宙で手術を行うための遠隔操作ロボットを開発するプロジェクトの一環という。


手術を行ったのはドミニク・マルタン医師ら5人のチーム。バンジージャンプの愛好家で無重力には慣れているという男性(46)の腕から良性腫瘍(しゅよう)を切除した。


同機は3時間の飛行中に約30回にわたってそれぞれ約20秒間、無重力に近い状態を作り出した。手術は断続的に行われ、所要時間は約10分間だった。


提供:共同通信社


人工的に無重力空間を創るのはなさけないくらい原始的な方法で、物が落下するスピードで飛行機が下降すれば無重力と同じ環境になるというものです。


私の友人が学生実習でNASAに留学した際に経験しましたが、無重力ってこんな感じだぜと自慢げに話していたことを思い出します。


一見くだらないと思われる試み(この場合は無重力空間での手術)が、10年後のイノベーションのきっかけだったなんてのはよくあります。


今日の一言
 「一見くだらないと思われる試みが、10年後のイノベーションのきっかけだったなんてのはよくあります」