館山市長選挙


昨日は、南総文化ホールで、館山青年会議所が主催する館山市長選に立候補される3名の方々との公開討論会に参加してきました。


ちなみに、南房総市長選挙の時も、館山青年会議所主催は公開討論会を行いました。


まだ告示前ではありますが、このように立候補者が集い、それぞれの主張を行うことは、我々住民には大変ありがたいと思います。


この場で、私が誰を応援するというようなことは言いませんが、3名の共通した主張としては、このままでは、館山市が財政的に破綻してしまうというものでした。


小泉元首相が、地方分権を推し進めたおかげで、良く言えば、地方独自の施策(政治的方針)を立てられるようになり、自由度が増し、悪く言えば、地域格差が鮮明になり、破綻する地方都市も出てきてしまいました。


少子高齢化が顕著な南房総で、産婦人科診療所を営む立場としては、子育て世代の人口増加が最も望まれることですが、市政に対する現実的な要望としては、まずは財政の建て直し、そして、その次は教育に力を入れてもらいたいと思います。


教育というのは、大変時間と労力がかかりますが、幼いときに教わり、自ら感じた道徳観や、勉学に対する考え方などは一生にわたって自分の財産になります。


明治維新後、日本がこれだけの大国になれたのは、道徳から始まり、しっかりした教育があったからだと思います。


現在、勝ち組、負け組みといったような、格差社会を肯定する風潮がおりますが、本来日本人は平等に生活することを尊び、目上に対する尊敬、家族愛など道徳が重んじられてきました。同じ日本人、はたまた同じ人間として、お互い”人間愛”を持ってすれば、世の中はよくなるに決まっています。


今回、公開討論会に参加し、教育の大切さをあらためて感じたしだいです。


今日の一言
 「昨日は、南総文化ホール公開討論会に参加してきました」