臨床検討会


今日は、市原の帝京大学ちば総合医慮センター(旧帝京大学医学部附属市原病院)まで、産婦人科の勉強をしに行きました。


南房総では、残念ながら、産婦人科専門医が数えるほどしかいなく、臨床検討会などの勉強会は、鴨川(亀田総合病院)、君津(君津中央病院)、市原(帝京大学ちば総合医慮センター)まで行かないとありません。


ファミールで産婦人科一般診療をしていると、外来診療が主で、入院は通常のお産がメインとなります。ですから、このような勉強会に参加しないと、より専門的な診療ができなくなってしまいます。


本当は、産婦人科の学会に出席して、より専門的な勉強をしたいところですが、今の私の状況では、館山を留守にしてまで学会に行けません。


医師が地方勤務を嫌がる一つに、このように最先端の医療を学ぶ機会が激減してしまうことがあるのは事実です。


それでも、私は南房総という地を選んでファミール産院を開業しています。医療を学ぶ方法は学会だけでなく、インターネット、学術誌、その他、直接その方面の権威にお手紙を出すなどいろいろあると思います。


確かに、同じ道を選んだ産婦人科医が少ないのは寂しいものですが、患者様がファミールを受診して満足していただいた姿を見ると、明日も頑張ろうという気になります。


今日の一言
 「患者様がファミールを受診して満足していただいた姿を見ると、明日も頑張ろうという気になります」