ありの胃袋

ありの胃袋は二つあるそうです。
二つの胃袋といえば、どうしても焼肉のシロ(第一胃)-ハチノス(第二胃)-センマイ(第三胃)-ギアラ(第四胃)を想像してしまいます。
また、食後のデザートは別バラよといっているファミールスタッフの顔が浮かびます。


ありの二つの胃袋の一つは当然自分の栄養を得るためです。そして、もう1つの胃袋の機能は、なんと他のありに栄養を与えるためにあるそうです。


ご存知のとおり、ありは集団で生活しています。一匹一匹は大変非力ですが、集団で獲物を捕らえると、自分の何十倍の力を発揮します。


二つの胃をもつことは、集団生活を必要とするありにとっては大変機能的なものです。


これでは今回の話はここで終わりになってしまいます。


ありは生きるためにこのような機能を備えただけですが、もう少し非科学的に考えてみす。


我々人間も集団生活を必要とする生き物です。1つの目標に対し、大勢の人間がベクトルを合わせて立ち向かえば、予想以上な成果を達成することができます。


ただし、そのベクトルを合わせるためには大変な苦労が生じます。そんなときに”ありの2つの胃袋”を思い出し、自分だけが満足するのでなく、同時に他の人も満足させることができるような行動をとるようにしています。


ファミール事業は、私を入れて現在18人のスタッフで運営しています。そして様々な方々がこの事業に参加してくれます。ファミール事業にかかわる全ての方々が”ありの2つの胃袋”を意識してもらえれば、とてつもないことができるような気がしますね!


これは、以前お話した”敬天愛人”の精神に通じます。


”ありの2つの胃袋”と”敬天愛人”、表現は違っても、その言わんとするところが同じなので、これからは”ありの2つの胃袋”を口癖にしてみようかと思います。


今日の一言
 「全ての方々が”ありの2つの胃袋”を意識してもらえれば、とてつもないことができるような気がしますね!」