五月病

そろそろ五月が終わるこの頃ですが、最近うつ病が増えている記事を読んだので、簡単にまとめて載せてみましょう。


WHOや厚生労働省の調査によると、わが国のうつ病患者数は350万〜600万人と推定され、誰でもがかかる可能性がある「心の風邪」とも呼ばれています。


これまで日本人の典型的なうつ病患者は、責任感が強く、まじめで几帳面、完ぺき主義、自分の役割を完全に遂行しようとして精神的に自分を追い詰め、最悪の場合は自殺にまでいたるというタイプが多くみられました。どちらかというと中高年層に多く、専門医への受診も消極的な傾向がありました。


ところが最近の傾向は30歳代の男性や20歳代の女性など若年層のうつ病が増加傾向にあるといい、メンタルヘルスケアを行っている一部神経科医や精神科医の間で話題になっています。
学生時代は恵まれた環境で順風満帆に過ごしてきましたが、社会人になって規則や規範を強いられる職場で、上司や取引先から叱責やクレームを受け、人生初の挫折を味わい、うつ病を発症するというケースが多いようです。


中高年に多いタイプのうつ病と異なり、若年層のうつ病はどちらかというと自分を追い詰めるというより、「自分は悪くない、会社や上司が悪い、社会が悪い」というように他社に責任を転嫁する傾向があるといいます。
このタイプのうつ病では、専門医への受診も抵抗感があまりなく、休職したとたん、趣味やスポーツをこなし、海外旅行を楽しむなど、アクティブな活動ができる人も多いとか。


やはり日本人は精神的に弱くなったのでしょうか?


私がコーチをしているサッカーチームの子供たちを見ても、私が子供の頃に比べると物や環境に恵まれているせいか、精神的にもろいような気がします。


頑張れ日本男児


もちろん女児もね!


今日の一言
 「やはり日本人は精神的に弱くなったのでしょうか?」