子宮がん検診

はじまりました


今年もはじまったといえば子宮がん検診です。


この時期は毎年子宮がん検診の患者様で外来はごったがえします。
外来中にお産が重なると、どうしても患者様にお待たせしてしまうこともあり院内が殺気立つこともしばしばです。


こんな状況で子宮がん検診なんて受けたくないと思われる成人女性は多数いらっしゃるかと思いますが、実は、子宮がん健診受診率は、日本は欧米と比べるとはるかに低く、全体の20%に満たないというのが現状です。


子宮がんは検診で非常に早期から発見できる、検診が最も有効な臓器の1つです。
4人に1人はがんで亡くなるこの時代に、ぜひとも受けていただきたいと思う今日この頃です。


子宮がん検診を毎年受けている方で、子宮がんで命を落とす方はまずいません。
私は大学の先輩方にそういわれて医師としてのキャリアを積んできました。
そして検診をおろそかにばかりに手遅れの子宮がん患者様をいやというほど見てきました。


年に一度の検診です。
ちょっとの勇気で一年間こころおきなく過ごせます。
ファミール産院一同みなさまのお越しをお待ちしています。


今日の一言
 「子宮がん検診を毎年受けている方で、子宮がんで命を落とす方はまずいません。」