緑は大切です

南房総に引っ越してもう4年が経過しました。
大学生活も緑に囲まれ、医師になってからも一歩外に出るとアスファルトよりも土や緑の方が多い環境だったと思います。


私の人生において、都会といえる地域で過ごしたのは、賛育会病院で働いた1年半ぐらいだったのではないでしょうか?


つい最近、Lancet誌(世界で最も権威のある医学雑誌の一つ)で、
「最も緑が豊富な環境に居住する住民は、所得の差に基づく健康上の格差が最も小さい」
ことが、判明しました。


要するに、緑に触れる機会の多い環境は、所得差による健康上の不平等はその居住地域の緑が豊かであるほど目立たなくなることを意味し、簡単に言えば緑豊かな自然環境は全ての人々に健康をもたらすことがいえるのだと思います。


この安房地域には、いい意味での手付かずの自然があふれています。


これからの世の中は自然とどのように共存するかが問われるのではないかと思います。


きれいな夕日を眺めながら、ふと、この街はいいなと思いました。


今日の一言
 「きれいな夕日を眺めながら、ふと、この街はいいなと思いました」