ジェネリック医薬品



最近、黒柳徹子高橋英樹が「ジェネリック医薬品をご存じですか」などと語りかけるテレビコマーシャルを目にした人も多いかと思います。


ジェネリック医薬品後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に市場に出てくる薬で、成分は先発品と全く同じですが、臨床試験を大幅に省略できるために研究開発費が少なくて済み、価格を低く抑えることができます。こうした利点から、米国や英国、ドイツでは、後発品のシェアがいずれも5割前後に達しています。


しかし日本では、医師の間に後発品の品質に対する不安が根強いこと、後発品メーカーが十分な情報提供体制を敷いていないこと、薬剤の安定供給の面で問題のある企業が存在したことなどから、なかなか使用が広がりませんでした。


そこで政府は、1990年代以降に、後発品の使用促進のために様々な手を打ってきました。その手法の一つにテレビコマーシャルも含まれています。


おかげで、90年代半ばには1割に満たなかった後発品のシェアは、99年10.8%、2002年12.2%、 2003年16.4%と、徐々に増加してきたようです。(医薬工業協議会調べ)。


我がファミール産院も、患者様の負担が少しでも軽くなるならと積極的にジェネリック医薬品を導入しています。今まで使っていた薬の名前が変わったらジェネリック医薬品に変わっている可能性があります。


ただし、おかしいと思ったら、お気軽に質問してくださいね!


万が一違う薬が処方されていたらしゃれになりませんから・・・


今日の一言
「ファミール産院も、患者様の負担が少しでも軽くなるならと積極的にジェネリック医薬品を導入しています」